住友生命グループ・特例子会社 株式会社スミセイハーモニー

「人」の魅力が私たちの「チカラ」 / 冨賀 理恵

安心して相談できる、みんなで成長できる職場風土に ダイバーシティ推進室 室長 冨賀 理恵 精神保健福祉士/シニア産業カウンセラー 公認心理師/キャリアコンサルティング2級技能士

気軽に相談できる社内風土が定着

気軽に相談できる社内風土が定着

ダイバーシティ推進室が創設され、もうすぐ6年目を迎えます。この間、社内の環境も大きく変化しました。
最も大きな変化は、職員の大幅な増加です。現在約300名の職員が在籍しており、ダイバーシティ推進室の支援の幅も少しずつ広がっています。中でも多くの発達・精神障がい職員の入社に伴い、相談体制の更なる充実が必要となり、主にその役割を担うダイバーシティ推進室の歩みとともに、社内の支援体制が整備されてきました。
随時の相談以外にも、新入職員の導入をスムーズにするための、入社3年目までの定着面談を半年毎に行っています。また障がいのある役職者も増え、多様な障がい職員のマネジメントの難易度も高くなってきたことから、役職者との定期面談も行うようになりました。最近はそのようなマネジメント支援も、重要な役割となりつつあります。

気軽に相談できる社内風土が定着

面談では課題解決に向けて一緒に考えていくことが多いですが、相談内容によってはセルフケアの方法を紹介する等、できるだけ今後に活かせるような対応を心がけています。
職員一人ひとりが何か困った時、悩んだ時に多くの対処方法を身に付けていること、その中の選択肢として専門支援員への相談が存在すること、何より誰にでも気軽に相談できる職場であることがとても大切だと思っています。
最近、発達・精神障がいの職員が社外のお客様に会社の説明をする機会があり、そこで「スミセイハーモニーは、何か困ったことがあればいつでも相談できる会社です」と話しているのを聞くと、ダイバーシティ推進室創設時に掲げた『安心して相談できる社内風土』が醸成されつつあると、嬉しく思っています。

求められる役割の広がり

求められる役割の広がり

求められる役割の広がり

ここ数年の間に開設した高松オフィス、東京オフィスには専門支援員や業務アドバイザーが在籍し、同じくこの間にスタートしたリモート勤務の職員にも、ダイバーシティ推進室の支援があります。
社内のメンタルヘルス担当としては、年1回のこころの健康診断『ストレスチェック』や月2回の産業医面談、長期休職者の復職支援等、産業医やラインと連携しながらサポートを行っています。
その他、職員同士がお互いの障がいを理解し配慮し合うための自己紹介会、職員のメンタルダウンを未然に防ぐためのプレ衛生委員会等の取組みも、安心・安定して働ける今の職場風土につながっていると感じます。

求められる役割の広がり

みんなで『人として成長する』

みんなで『人として成長する』

「障がいのある方への定着支援で心がけていることは何ですか」と尋ねられることがあります。支援というと何か具体的な行動を伴うサポートをイメージしがちですが、支援が決して「転ばぬ先の杖」とならないことが大切だと思っています。
職員が課題に直面した時は極力自己解決できるよう見守り、その先にあるやりがいと成長を感じられるようなサポートを心がける。課題を乗り越えた職員が自信を持ち、存在価値を感じることが就労定着につながるのだと思います。ダイバーシティ推進室はそういったお手伝いをそばで行うサポーターですが、私たちも日々の支援を通じて少しずつ成長させてもらっていることを実感しています。
これからもダイバーシティ推進室の名の通り、一人ひとりの多様性を認め合い、みんなと一緒に当社理念でもある『人として成長』していきたいと思います。

みんなで『人として成長する』

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